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胡寅(こいん)(生1098~没1157年 宋代の思想家)が書いた『論語詳説』を読みたい。 伝習録という個人のウェブサイトによれば「佚書」と書いており、現存しない文献の可能性もあります(2012年1月20日確認)。 http://www2.ocn.ne.jp/~ichitubo/yomei/chuanxiludefanyi.html 『中国思想辞典』(研文出版 1984年)・『中国人名辞典』(日外アソシエーツ 1993年)の胡寅の項目では、論語詳説については触れていません。 ジャパンナレッジでは、ヒットしませんでした(大阪府立中央図書館)

Next: 朝日新聞について「ニトロフェニール」というキーワードでの検索結果、下掲の 4件の記事が掲載されていたようです。掲載日と見出しは次のとおりです。朝日 新聞本体あるいは縮刷版によって記事全文を知らせて頂ければ幸甚です。 1986年2月15日夕刊「ソ連の追跡剤、発がん性弱い 米国務省が調査報告」 1985年8月29日夕刊「情報機関の暗躍 --「事実隠し」の風潮 1985年8月29日夕刊「スパイ事件の波紋 大使館員薬剤追跡」 1985年8月22日夕刊「薬剤使って大使館員追跡?米がソ連に抗議」 尚、上掲記事に関連した記事が、もっと早い時期あるいは後にもあれば、知らせて頂けないでしょうか。(大阪府立中央図書館)
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「論語詳説」は見つかりませんでしたが、「胡寅」が書いた「魯語詳説序」という文章が「斐然集 巻19」に収録されていました。 ○「論語詳説」について 「論語詳説」については下記資料に記載がありました。 1.『汲古 第18号』(古典研究会 汲古書院)  p.53「朱子語類訳注(七)」(宋明研究会)に、朱子と弟子との会話の中に胡寅が登場します。 「「『論語解』(『論語集注』)の中の胡氏とは誰のことですか。」(先生が)言われた。「それは胡明仲のことだ。」」とあり、続く本文注で「胡明仲」が説明されています。 「胡明仲 胡寅(1098-1156)。明仲は字。胡安国の弟の子で、その養子。学者、致堂先生と称す。著に『論語詳説』・『読史管見』・『崇正弁』・『斐然集』がある。」とあります。 他には下記資料に記載がありました。 2.『中国学芸大事典』(近藤春雄/著 大修館書店 1980) p.187「胡寅」の項目には「著に斐然集三十巻・読書管見・論語詳説などがある。」とありました。 3.『論語の思想史』(松川健二/編 汲古書院 1994.2) p.513「論語の思想史 年表」では「1098年 胡寅『論語詳説』」と記されていました。 なおお知らせいただいた個人のページですが、「論語詳説」は佚書、失われた書物と書かれていますが、その裏付けは取れていません。 ○「魯語詳説序」について 4.『退溪學叢論 第12輯』(社團法人 退溪學釜山研究院 2006.12) 「李退渓と二程粋言をめぐって」古賀崇雅 「4. 胡寅について」に「胡寅の文集である 斐然集 巻19「魯語詳説序」には(略)」との記述がありました。 「1.」で出てきた『論語集注』を調べると、「魯語」についての記述が見つかりました。 5.『朱子学大系 第7巻 四書集注 上』(明徳出版社 1980)  「論語集注」p.190「魯語ー漢代に魯国に伝わっていた『論語』のテキスト。今本の論語はこの系統に属するという。」とあるので、「魯語詳説序」は「論語詳説序」のことかもしれません。 『大漢和辞典 巻3』p.2351によると「魯語」は周の時代の左丘明が撰した本『国語』(21巻)の中の本という意味もあります。 「斐然集 巻19 魯語詳説序」は中之島図書館で所蔵しています。 6.『四庫全書珍本初集』(請求記号036/206) 「第1407-1426 斐然集 三十巻」の中に「斐然集 巻19 魯語詳説序」が収録されています。こちらの資料は漢文で現代語訳はありません。 こちらの資料は協力貸出ができません。 複写希望される場合はハガキに住所・氏名・電話番号と 「『四庫全書珍本初集』(請求記号036/206)複写箇所 1418 22丁裏~26丁裏「斐然集 巻19 魯語詳説序」をお書きいただき、 〒530-0005 大阪市北区中之島1-2-10 大阪府立中之島図書館 大阪資料・古典籍室宛 にお送りください。 複写料金は1枚白黒20円です。 「斐然集」は大阪府立大学図書館学術情報センターでも所蔵されており、こちらは貸出可能です。 貸出を希望される場合は大阪府立大学図書館学術情報センターにお問い合わせください。 7.『景印文淵閣四庫全書 第1137冊 集部76 別集類』(驪江出版社 1988.1)(配架場所 図・B1一般図書、請求記号 082/SH/1111 登録番号 1009158422) 「斐然集 巻19 魯語詳説序」は下記サイトでもご覧いただけます。 http://www.ourartnet.com/Sikuquanshu/Jiku/Bieji/B_027/B027.asp 参考資料:.『汲古 第18号』(古典研究会 汲古書院)(ページ:53), 参考資料:『中国学芸大事典』(近藤春雄/著 大修館書店 1980) (ページ:187), 参考資料:.『論語の思想史』(松川健二/編 汲古書院 1994.2) (ページ:513), 参考資料:『朱子学大系 第7巻 四書集注 上』(明徳出版社 1980)(ページ:190), 参考資料:『四庫全書珍本初集』(教育部中央図書館)(ページ:1418 22丁裏~26丁裏), 参考資料:『大漢和辞典 巻3』(諸橋轍次/著 大修館書店 1984.8 )(ページ:2351), 参考資料:『退溪學?叢 第13輯』(2012.01.27現在), (ホームページ:http://webcache.googleusercontent.com/search?hl=ja&gbv=2&prmdo=1&gs_sm=e&gs_upl=6677l7566l0l8003l7l5l0l0l0l2l343l952l2-1.2l3l0&q=cache:JqdZuBSRdEoJ:http://www.toegyehbs.or.kr/download.php?dir_name=bbs_hak_data&ext=1&fn=1238033740_0.hwp+%E8%83%A1%E5%AF%85%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E6%96%90%E7%84%B6%E9%9B%86%E3%80%80%E9%AD%AF%E8%AA%9E%E8%A9%B3%E8%AA%AC&ct=clnk) 参考資料:中之島図書館 利用の手引き(2012.01.26現在), (ホームページ:http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/tebiki.html#fukusha) 参考資料:大阪府立大学所蔵『景印文淵閣四庫全書』(2012.01.26), (ホームページ:https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2000817092&key=B132754779621943&start=1&srmode=0) 参考資料:大阪府立図書館協力貸出ポータルサイト 大阪府域公共図書館協力貸出資料の範囲(2012.01.26現在), (ホームページ:https://kyoryoku.library.pref.osaka.jp/WebOPAC/ol/loans_limit.html#fudai) 参考資料:「斐然集 巻19 魯語詳説序」(國際藝術圖庫)(2012.01.27現在), (ホームページ:http://www.ourartnet.com/Sikuquanshu/Jiku/Bieji/B_027/B027.asp)

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