明治44年2月と4月に二回断っているが、句は見つからない。
「厠から出かねて・・・」という語句から探すと、
「時鳥厠半ばに出かねたり」 という句があり。
当時の首相、西園寺公望が主催した文士招待の会の招待を受けた漱石が、
「虞美人草」の執筆中を理由に出席を辞退した際の句。
以下「漱石全集 17巻」 岩波書店より
利用者の思い違いで、この句を探されていた。
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