『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「なかにし・げんご」で、略歴は「1918・10~2000・月日未詳。小説家。栗東町(現栗東市)荒張に生まれる。1935年2月、日本国有鉄道に就職する。39年から45年まで兵役(42年一時帰休)。74年国鉄を退職。国鉄では大鉄局大阪保線区に勤務していた。74年より84年まで、共潤舎に勤務。「国鉄文学」に所属し、第13回国鉄文藝年度賞を受賞。62年7月、藤沢桓夫の紹介で「文学雑誌」同人に参加。「文学雑誌」に、「青い秋」(63年4月、35号)、「ある夕映え」(91年11月、63号)、「残雪の譜」(92年6月、64号)、「いわし雲」(93年2月、65号)、「蜻蛉抄」(93年11月、66号)、「霜の道」(94年12月、68号)等を発表。(中略)著書に編集工房ノア発行の『淡彩抄』(90年6月)、『青い秋』(95年1月)がある。(浦西和彦)」とあます。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.244-245,
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