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土守蜻蛉の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)

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『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「つちもり・とんぼ」で、略歴は「1893・7・16~1973・3・12。川柳作家。高島郡海津村(現高島市マキノ町)大字海津生まれ。本名治郎(じろう)。別号トン坊。1904年海津尋常高等小学校卒業後、理髪業を営みながら独学し、のち太湖汽船株式会社海津扱所勤務。海津村会議員にも選出される。川柳は23年より始め、54年びわこ番傘川柳会創立当初からその発展に尽力。57年番傘本社同人に推されたのを機に、柳名をトン坊から蜻蛉に改める。番傘本社同人として約5年活動したのち、びわこ番傘の同人に戻って後進の指導にあたりつつ、滋賀文学会川柳部の選者の任を果たす。この間「川柳びわこ」「番傘」等に作品を発表。その温厚な作風は、謡曲、囲碁、尺八といった多彩な趣味により培われたものでもある。生涯を過ごした海津の地を愛し、晩年はその発展にも思いをめぐらせていた。(後略)(野田直恵)」とあります。 参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.214,

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