『古代のアメリカ 図説世界文化地理大百科』(マイケル・コウ/ほか著 朝倉書店 1989.1)
p.69-70モンティーズマキャッスルの写真がある。
「この遺跡はモンティーズマキャッスル(モンテクソーマの城)とよばれているが、実際には城ではなく、またコルテスに殺されたメキシコ王とは何の関係もない。(中略)アリゾナ州中央部のヴァーデ河谷に位置している。この遺跡やその周辺の遺跡を建設したのはシナグアの名で知られる先史文化を担ったインティアンだった。(後略)」
p.70「ヴァーデ(ベルデ)河谷は、(中略)3つの大伝統を混ぜ合わせた混成文化を発達させた。この文化はシナグア文化とよばれ、後1100年以降繁栄期にはいった。(中略)繁栄の跡はツゥージグート遺跡やモンティーズマ・キャスル遺跡(スペイン人征服時のアステカ王国の王モンテクソマ城の意味だが、不適切な名称である)に残っている。(後略)」
参考資料:『古代のアメリカ 図説世界文化地理大百科』(マイケル・コウ/ほか著 朝倉書店 1989.1),
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