嵯峨本(さがぼん) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
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参考文献
和田維四郎著・刊『嵯峨本考』(1916)
川瀬一馬著『嵯峨本図考』(1932・一誠堂書店)
表章・江島伊兵衛編『図説光悦謡本 解説篇』(1970・有秀堂)
さがぼん【嵯峨本】 国史大辞典
室町―江戸時代前期、洛北嵯峨の臨川寺などの禅院の出版物を嵯峨本と称した例があるが、普通は鷹峰に芸術村を開き活溌な綜合芸術の創作活動を行なった本阿弥光悦が、芸文を愛好せる嵯峨の豪商角倉素庵の協力を得て、慶長後半から元和にかけ、光悦みずからが版下を書き、その創意を凝らした雲母(きらら)摺料紙に印刷し、美的意匠の装訂を施して出版せる豪華本をいい・・・
[参考文献]
和田維四郎『嵯峨本考』、川瀬一馬『嵯峨本図考』、同『(増補)古活字版之研究』
さが‐ぼん【嵯峨本】 日本国語大辞典
〔名〕近世初頭、角倉素庵と本阿彌光悦が印行した、木活字による書籍の総称。素庵が京都洛西嵯峨に住んだのでこの名がある。二人の名にちなんで「光悦本」とも「角倉本」とも呼ぶ。・・・
嵯峨本 CiNii Articles
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参考資料:日本古典籍書誌学辞典 / 井上宗雄 [ほか] 編著 東京 : 岩波書店 , 1999 ISBN:4000800922
https://opac.clib.kindai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=BD00945620&key=B135277474205917&start=1&srmode=0 (2012/11/12確認),
参考資料:川瀬一馬 著. 日本書誌学用語辞典. 雄松堂書店, 1982
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001620156-00 (p.129 嵯峨本),
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