浮世絵の祖とされる菱川師宣(?-1694)は、寛文から元禄にかけて挿絵画家として活躍した。その絵は江戸の人々の人気を博し、挿絵から独立して「絵本」として鑑賞された。(国会図書館HPの「国会図書館開館60周年記念貴重書展」第三部「楽しむ」~絵入り本の様ざま~の記述による。)
・「絵本江戸風俗往来」四代目 歌川 広重作 明治38年 復刻版として「江戸府内絵本風俗往来」があり(当館所蔵あり)
国会図書館近代デジタルライブラリーで明治38刊のものを前頁閲覧可能。
・「浮世床」式亭三馬 著 明治19 「新潮日本古典集成 浮世床・四十八癖」に収録されている。
国会図書館近代デジタルライブラリーに2種あり。
・「教草女房形気」 山東京山 弘化4年(1847年)~慶應4年(1868年)
当館所蔵「娘節用」(有朋堂文庫)に収録されている。
国会図書館近代デジタルライブラリーにあり(三栄社 明治18~19)
国文学研究資料館 近代書誌・近代画像データベースに20件掲載されている。
以上を紹介。
参考資料: 1 江戸府内絵本風俗往来 菊池/貴一郎?文・絵 青蛙房 2003.5 382.136/E,
参考資料:
2 浮世床・四十八癖 式亭三馬∥[著] 本田康雄∥校注 新潮社 1982.7 913.55/SH,
参考資料:
3 娘節用 [曲山人?著] 有朋堂書店 1927 080/034-112/51,
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