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長浜八幡宮天正八年三月吉日羽柴(豊臣)秀吉、同秀勝連署奉加帳の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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長浜八幡宮は長浜市宮前町にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)1580年(天正8)3月当時の長浜城主羽柴秀吉とその養子於次(おつぎ)秀勝(織田信長の4男、1568~85)の連署による長浜八幡宮への奉加帳。浅井氏滅亡(1573年)後信長より浅井氏の旧領をあたえられた秀吉は、長浜(今浜を改称)に城下町を形成し、社寺領安堵を実施している。長浜八幡宮には天正2年(1574)2月20日付で安堵状を発給し、同9年(1581)8月には社殿も造営(再建)しており、竹生島宝厳寺とともに厚遇したらしい。この奉加帳は、鳥の子料紙に奉加の年月と連署が墨書されるのみで、奉加の目的や内容はあきらかでなく、奉加の時期から八幡宮造営に関するものかと推測されている。秀吉出陣中の湖北支配をまかされた於次秀勝関係文書の初見としても貴重。表紙は金銀箔散らし。折本装。長浜市指定文化財。(西岡直樹)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.537,

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