①p176に円座の記事あり
③162円座(わろうだ)の記述あり
④p137より⑤⑥に円座に関する記述があることがわかる
⑥に簡単な製作工程あり
一子相伝だが、継承者が早逝の為、技術を伝承していない。
⑥の調査にあたった瀬戸内海歴史民俗資料館に問い合わせたが、以前の調査なので、
記述以上の詳しい事柄は分からないとのこと。
①工芸百科大図鑑
②群書類従 第8輯
③有職故実
④香川県埋蔵文化財センター研究紀要11
⑤敷物の文化史
⑥香川県の諸職
※p.227に「円座師(円座製作)」の記録あり。
⑦讃岐香川郡志
※p.144-149「讃岐円座」の項有。 p.148-149に図版有。
⑧家庭の祭祀事典(かていのまつりじてん)~神棚と敬神行事
※p.102 円座の図と説明あり。
⑨東京国立博物館収藏品目録 東京国立博物館/編 東京国立博物館 1954.3 「内容:金工,刀剣,陶磁,漆工,染織,」
の「漆工(生活)」部分のp.4、p.13に「菅製円座」等数点の掲載あり。
(追記)
・円座村史 福家惣衛/編 高松市円座公民館 1957.3
※p.8-11「四、円座と云う物産」
次のような記述あり。
「円座という村名が、円座という物産に起因しているので、こゝにそれに就いて説明しようと思う。・・・」
・讃岐 第2編 荒井とみ三/著 讃岐郷土研究会 1963.7
※p.25-26「随想 さぬき円座」山田竹系
参考資料:福家惣衛/編. 円座村史. 高松市円座公民館, 1957.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036673010-00,
備考:よく質問される。
定番事例
(関連記事)
・「讃岐菅円座」継承に燃える 四国新聞 おりーぶ通信 2012/03/30
http://www.shikoku-np.co.jp/olive/article.aspx?id=20120330000001
「・・・古代から朝廷への貢物であった菅円座の技法は一子相伝の家訓として秘密にされ、その技法は1952年に途絶えてしまった。今から12年ほど前、住民の間に復元製作の気運が高まり、製作講座が開かれた。しかし、その講座も4年ほどで中断し、2009年に再開された。・・・」
・菅円座の制作講座始まる 四国新聞 おりーぶ通信 2009/11/30
http://www.shikoku-np.co.jp/olive/article.aspx?id=20091130000001
「・・・高松市円座町の地名の由来ともいわれ、古代から朝廷への貴重な貢ぎ物であった特産品「讃岐2 件菅円座」は、夏は冷たく冬は温かい座り心地のよい優美な円形の敷物。
・・・正倉院蔵「菅円座」のスゲを制作した同市西山崎町にある讃岐菅栽培圃(ほ)場で、夏に収穫されたばかりのスゲを使って作業。
・・・ 山崎さんは、一子相伝の家訓として秘密が守られ、1952年に54代で途絶えてしまっていた菅円座の復元を86年に思い立ち、文献や古い菅円座を目打ちで丁寧にほどいて技法を解明したそうだ。・・・」
・名実とも本物に-讃岐菅円座復元へ 四国新聞 2002/08/11
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20020811000247
「・・・讃岐菅円座は、奈良時代には既に朝廷への献上物として作られていたというが、江戸時代に入ると衰退、高松藩が一子相伝の秘伝として保護してきた。一九五二(昭和二十七)年に五十四代目が亡くなると、事実上の継承者もついえてしまった。・・・」
」
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