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小市巳世司(歌人)が、昭和18年に応召により中国に渡り、現地の中学の教師をしていた記述がある資料について(秋田県立図書館)

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「盛岡タイムス」(岩手の地域新聞)における特集記事「戦時下の盛岡中学」(2003年6月17日~2004年8月3日まで60回にわたって連載)において、小市巳世司氏が執筆したコラム「54 戦争と私」に記述あり。 回答プロセス:1.インターネット検索 Google検索「小市巳世司 中国」で検索したところ、「盛岡タイムス」のホームページがヒット。 2.当館所蔵資料 ①『うた 土屋文明』(小市巳世司著 上毛新聞社 1997)  奥付前頁に著者略歴あり。1917年東京生まれであることが判明。「昭和18年3月 第一補充兵として応召、中支派遣」との記載があったが、現地で中学の教師をしていたことは記載なし。 ②『詩歌人名事典』(日外アソシエーツ 2002)  P280に小市巳世司の項目あり。「昭和18年召集、中国へ渡る。21年帰国」との記載があったが、現地で中学の教師をしていたことは記載なし。 ③『現代短歌大辞典』(三省堂 2000)  P226に小市巳世司の項目あり。「四三年応召、大陸派遣、四六年、帰還」との記載があったが、現地で中学の教師をしていたことは記載なし。 3.当館で所蔵していない資料(千葉県立東部図書館にレファレンス依頼) ①『小市巳世司全歌集』(小市巳世司全歌集刊行委員会 2011) ②『唐花草』(小市巳世司著 短歌新聞社 2005) ③『今あれば』(小市巳世司著 新聞社 2006) いずれも小市巳世司氏についての記載はあるが、現地で教師をしていたとの記述はなかったとのこと。 事前調査事項:※利用者が持っていた資料 ・雑誌『青南』2010年9月号(青南発行所) P52~53に、“小市巳世司という歌人が、昭和18年に応召により中国に渡り、現地の中学の教師をしていた”との記載あり

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