加茂廃寺は近江八幡市加茂町周辺に存在したと思われる寺院です。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「近江八幡市加茂町のあたりで泥塔や古瓦が発見されており、古代寺院の存在が考えられる。ここで発見された古瓦は奈良時代から平安時代のもので、泥塔からみても平安時代を中心とした寺院遺構とおもわれる。ただし、現在までのところはっきりとした寺院遺構は発見されていない。泥塔は高さ現存4.5cmで相輪の部分が欠けており、近江八幡市立郷土資料館に陳列されている。(西田 弘)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.169,
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