お探しの判決書は見当たりませんでした。事件番号も判明しませんでした。
訴訟記録の閲覧については民事訴訟法第91条第1項に「何人も、裁判所書記官に対し、訴訟記録の閲覧を請求することができる。」と規定されています(調査済みデータベース等3)。
事件記録は民事事件の場合当該事件の第一審裁判所において保存されますので(調査済みデータベース等4)、閲覧については東京地方裁判所にお問い合わせください。その際、事件番号が必要になりますが、不明のため、差戻し前の東京地裁判決(事件番号:昭和60年(ワ)第13952号)、東京高裁判決(事件番号:昭和61年(ネ)第786号)を提示のうえお尋ねください。
(調査済みデータベース等)
1 判例秘書(当館契約の有料データベースです)
2 TKCローライブラリー(当館契約の有料データベースです)
3 電子政府の総合窓口e-Gov(http://www.e-gov.go.jp/)
4 裁判所における文書管理(http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/koubun/dai11/siryou1.pdf)
(データベースの最終アクセス日:2012.9.24)
(調査済み資料)(【 】内は当館請求記号です。)
1 訟務月報. 法務省大臣官房. 1986年~1987年 【CZ-781-1】
2 民事裁判例索引. 最高裁判所事務総局. 昭和61年度 【CZ-2111-3】
3 法務大臣官房訟務部 編. 行政判例集成. 帝国地方行政学会 (加除式). 【CZ-2311-6】
4 古崎慶長 編著. 判例国家賠償. 新日本法規出版(加除式). 【CZ-2316-1】
5 判例タイムズ. 判例タイムズ社. 677号 【Z2-89】
6 法務年鑑. 法務省大臣官房司法法制部. 1986年~1990年 【Z41-547】
事前調査事項:D1-Law(判例大系)で検索しましたが、当該結果しか掲載されていません。また、そこに記載されている評釈にも差し戻された判例についての文章は記載されていませんでした。
『国家賠償法コンメンタール』(西埜章/著 勁草書房 2012.5)の338頁に「賠償請求肯定説に立つ裁判例」で第1審(東京地裁昭和61.3.4 判例集不登載)と控訴審判決(東京高裁昭和61.10.28 判タ 627号 91頁)の記載はありますが、「原審に差し戻した」とあるだけで、差し戻し判決があったかどうかも不明です。
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