梅路見鸞(うめじ けんらん)という人の師匠であること以外に、羽賀井和順に関する資料・情報を見つけることはできなかった。
回答プロセス:まず人名事典をあたる。
「日本人名大事典 5 ニ-マツ」 平凡社 1979 〔R281・s02021772〕
→P.92 羽賀井一心齋(はがい いっしんさい)の名はあるが、羽賀井和順の名は載っていない。
徳川初期の剣客とあるが、 和順との関係があるかは不明。
「日本近現代人名辞典」 臼井勝美/(他)著 吉川弘文館 2001 〔R281・s16644395〕 →記載なし
「日本近世人名辞典」 竹内誠/編 吉川弘文館 2005 〔R281・s24218455〕 →記載なし
人名事典で手がかりがあまりなさそうなので、インターネットで検索した。
Googleにて”羽賀井和順”をキーワードに検索。
→梅路見鸞の情報の中で、師匠であるという記述しか見つからない。
Webcat Plusにて”梅路見鸞”で検索
→「弓と禅」 中西政次/著 春秋社 がヒット。
自館OPACにて”ユミトゼン”で検索。
→「弓と禅 新装」 中西政次/著 春秋社 1973 〔789・s00937334〕
P.207 「橘流三十二代羽賀井和順の門に入り、三十三代を継がれました」との記述のみ。
次に、武道に関する参考資料の書架(分類R789)をブラウジング。
「図説 日本武道辞典」 笠間良彦/著 柏書房 1982 〔R789・s04863221〕
→弓道のほか、柔道や剣道、空手の型など、図も豊富な資料だが、羽賀井和順の名は載っていない。
「日本の武道」 日本武道館 2007 〔R789・s23916927〕
→武道についての説明はあるが、弓道の項に羽賀井和順の名は載っていない。
自館所蔵資料には記述が見つからないため、神奈川県立図書館OPACにて”弓道”で検索。
「弓道人名大事典」 日本図書センター 2003 〔789.5・他館〕 がヒット。
神奈川県立図書館に、上記資料及びその他の所蔵資料に羽賀井和順の記載があるか、レファレンス依頼した。
→神奈川県立図書館所蔵資料には、上記資料を含め、記述のある資料は見つからず。
調査していただいた主な資料は次のとおり。
「武芸流派辞典」 綿谷雪・山田忠史/共編 人物往来社 1963 〔789・他館〕
「日本武道全集 第3巻 弓術、馬術」 今村嘉雄ほか/編 人物往来社 1966 〔789・他館〕
「日本武道史」 横山健堂/著 島津書房 1991 〔789・他館〕
「日本人物情報体系 第86巻(諸芸・諸職編6)」 芳賀登ほか/編 皓星社 2001〔281.08・他館〕
※〔 〕内は、自館の請求記号・資料コードです。
参考資料:「弓と禅 新装」 中西政次/著 春秋社 1973,
照会先:神奈川県立図書館
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