三省堂刊『大辞林』には、見出し語にアクセントの型を示す数字が四角枠内に示されています。凡例のアクセントの項には、「日本語のアクセントの型」として、縦軸を1拍語から6拍語に分け、横軸を平板式、起伏式(その中をさらに頭高型、中高型・尾高型に)に分け、それをさらに1~6(それぞれ数字は四角枠に囲まれている)に分けた図表が掲載されています。
本文の見出し語のうち、「扇状地」は「扇状」の小見出しとなっており、アクセントの型を示す数字は「3」となっています。凡例「日本語のアクセントの型」の図表に照らすと、「3」は、「起伏式・中高(尾高)型で、2~3拍目が高く、あとは低い」となります。拗音を含む音「ジョ」は1拍と数えます。
回答プロセス:1.『NHK日本語発音アクセント辞典』には、掲載されていませんでした。
2.『広辞苑』『日本語大辞典』などの国語辞典にあたったところ、『大辞林』にアクセントの凡例がありました。
参考資料:『大辞林』松村明/編 第3版 三省堂 2006年, 4-385-13905-9
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