「わらわし隊」とは、昭和13年に、朝日新聞と吉本興業がタイアップして、日中戦争の前線に皇軍慰問のため派遣した演芸慰問団のこと。
大阪編成の南支班のメンバーの一組としてミスワカナ・玉松一郎が選ばれた。
ワカナ・一郎は、この年、2回派遣され、2度めの帰還報告講演で演じられたのが漫才の「わらわし隊」であった。
「わらわし隊」の派遣については、、『大衆芸能資料集成 第7巻』(三一書房 1980)p216~217に詳しい。
漫才の「わらわし隊」は同書p323~326に掲載あり。
回答プロセス:商用データベース「MAGAZINEPLUS」(日外アソシエーツ雑誌論文情報)で”わらわし隊”を検索。
雑誌『人文論叢』の1999年3月号に「皇軍慰問団「わらわし隊」に見る漫才の逆説」という記事が掲載されていることがわかった。
その記事の参考文献表から選択。
参考資料:商用データベース「MAGAZINEPLUS」(日外アソシエーツ雑誌論文情報),
参考資料:「皇軍慰問団「わらわし隊」に見る漫才の逆説」田保顕著 『人文論叢』第27巻 1999年3月 大阪市立大学大学院文学研究科<当館書誌ID:5100172921>,
参考資料:『大衆芸能資料集成』 第7巻: 三一書房,1980.11<当館書誌ID:0080063967>,
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