Ⅰ: 『歌びと俊成』、『藤原俊成の古典 特別展』、『蒲郡春秋』、『俊成と蒲郡のかかわりにつ
いて』、『藤原俊成卿像』を貸出。俊成の家集に『俊成家集』『長秋詠草』があるということを伝える。
Ⅱ:『三河誌』p.292「古歌名蹟部(下)」に、「俊成卿が江州竹生嶋の竹を移し植えたことから竹嶋と号す」といった内容が書かれている。これは「三河刪補松(みかわさんぼのまつ)」に基づくものであるとのこと。「三河刪補松」が載っている資料としては、『近世三河地方文献集』 p.150「三河刪補松」の項に俊成と竹の記述がある。
また、『がまごおり風土記』 p.24「竹島の竹は宝巌寺竹」の項、『神社を中心としたる寳飯郡史』 p.262「藤原俊成と竹島弁天」の項には「竹島縁起(たけしまえんぎ)」より抜粋された細かい記述がある。「竹島縁起」が載っている資料には『竹島研究』 p.7「竹島縁起」の項、と『蒲郡市誌 資料編』(『竹島研究』を転載したもの)がある。『八百富神社略縁起』 p.1「位置」の項にも記述がある。他に『蒲郡竹島』に「元竹(金明竹)」の写真が載っている。
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