明治の家督相続(家の相続)の中に出てくる言葉である。各出版社で出している法律用語辞典や『大漢和辞典』、『日本国語大辞典』等の8類の国語辞典、日本史の辞典、民俗学の辞典、社会学の辞典等調査したが、掲載されていなかった。
相続や家族関係の本の中には、「長男子」「嫡長男子」という言葉は出てくるが、ルビは出ていない。
インターネットで、「長男子 ちょうなんし」で検索したところ、「Yahoo!百科事典」(http://100.yahoo.co.jp/detail)の「長男」の項に、「第一番目の男子。長子も長男をさすのが一般であるが、正確には長男子(ちようだんし)という。」とルビ付きで書かれてあった。「Yahoo!百科事典」の出典が『日本大百科全書』(小学館 1987)だったので、資料を確認。15巻(たわ‐つん)の「長男」の項にヨミの掲載があり、これを提供する。
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