以下の資料をご紹介しました。
『槍ヶ岳開山 播隆』 穂刈三寿雄/著 大修館書店 1982年 188.6/ホ P.284,216
・P.284に播隆の遺品や遺墨、関連資料の目録あり。
一宮に遺っているものでは該当はなさそうである。
・P.216、「願主隆観」の名号碑は尾北地方に集中しており、天保10年から嘉永7年
にかけて建立されたもののようだ。「播隆という人の筆である」として伝えられた
ようで、石碑にある「天保9年」は石碑が建立された年ではなく、書かれた年の
可能性がある。播隆は天保11年に逝去している。
『揖斐川町史 通史編』 揖斐川町/編集 揖斐川町 1971年 A291/86/2 P442~444
「播隆上人」の項目あり。よく似た墨跡碑拓本の写真あり。
『播隆と尾張・美濃』 犬山市文化資料館 2007年 展示品18番(ページ表示なし)
犬山市文化資料館企画展
事前調査事項:『一宮市史資料目録』P.83 1046より
金石文拓本 1046『播隆上人名号碑』天保9年 1軸 市金・45
「南無阿弥陀仏、天保九、戊戌十月 願主隆寛」と書いてあるようです。
・天保9年=戊戌(つちのえいぬ)で1838年である。
↧