文献①②をご案内。ネット上の情報として(1)(2)(3)をご紹介、検索方法と翻訳の仕方をお伝え。
回答プロセス:(以下、紙媒体資料については丸数字、その他の情報については丸括弧付き数字を表記する。)
google books検索 「メートル法 "採用していない"」で検索。
ヒットした資料で中身が読めるもので内容を確認し、該当記述のあるものを案内。
1 自館資料
①『ニッポンのサイズ図鑑』石川英輔/原作 淡交社 2020
p.11 メートル法を採用していない国としてリベリア、ミャンマー、アメリカ合衆国の3カ国との記述あり。
2 未所蔵資料
②『なぜ、DXは失敗するのか?』 トニー・サルダナ/著 東洋経済新報社 2021
p.24~ 3カ国の記述のほか、アメリカでメートル法が採用されないのは、単位の変換作業の費用がかかるからという旨の記述あり。
3 インターネット
google 検索 「why u.s. metric system」などで検索。
(1)Brittanica.comの記事 "Why Dosen't the U.S. Use the Metric System?" Jonathan Hogeback
(https://www.britannica.com/story/why-doesnt-the-us-use-the-metric-system)
→米国がメートル法を採用しない最大の理由は時間とお金、という旨の記述あり。
(2)CNBCのオンライン記事 "Why the U.S. hasn't fully adopted the metric system" Zack Guzman(2015.6.4)
(https://www.cnbc.com/2015/06/04/why-the-us-hasnt-fully-adopted-the-metric-system.html)
→メートル法の採用は州や郡の判断に任されていたため、全米で統一することが難しかった旨の記述、変換コストが莫大という趣旨の記述、NASAの見積もり額などの記述あり。
(3) TIME Magazineオンラインの記事 "Why Won’t America Go Metric?" John Bemelmans Marciano (2014.12.15)
(https://time.com/3633514/why-wont-america-go-metric/)
→アメリカでメートル法が採用されない理由として、圧倒的多数が望んでいないからとして過去の推進の歴史について記述あり。
ウェブサイト・データベースは令和6(2024)年2月10日確認
参考資料:石川英輔 原作 , 淡交社編集局 編. ニッポンのサイズ図鑑 : イラストでわかる. 淡交社, 2020.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I030201581, 978-4-473-04367-2
参考資料:トニー・サルダナ 著 , EYストラテジー・アンド・コンサルティング 監修 , 小林啓倫 訳. なぜ、DXは失敗するのか? : 「破壊的な変革」を成功に導く5段階モデル. 東洋経済新報社, 2021.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I031350739, 978-4-492-39659-9
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