1920年(大正9)原敬の提唱によって建設の機運が起こり、翌年10月文部大臣認可、1922年4月開館。
総工費7万4845円(うち3万8000円は盛岡市からの指定寄付)建物総面積990㎡。原敬の遺志による
図書購入資金として1万円の寄付があり、1944年(昭和19)まで県立図書館の図書購入に充てられた。
[典拠:「岩手百科事典」(参考資料1)]
以下、詳細。
参考資料1 『岩手百科事典』
p.255~ 「けんりつとしょかん 県立図書館」
参考資料2 『原敬と岩手県立図書館の歩み 岩手県立図書館開館80周年記念展』
参考資料3 『本懐・宰相原敬 原敬日記をひもとく』
p.543~
備考:「県立図書館生みの親・原敬夫妻」に記載あり。原敬文庫についても記載。
参考資料4 『原敬日記 第16巻』
p.471~
備考:大正10年6月23日 図書館への寄付についての内容。
参考資料5 『盛岡明治・大正・昭和「事始め百話」』
p.18~20 「岩手県立図書館」
参考資料6 『原敬』
p.201
備考:原敬思想年表に大正10年6月23日の日記の内容記載。
参考資料7 『原敬日記を繙く 原敬、故郷を想う』原敬研究資料39
p.12 岩手に県立図書館を
参考資料8 『岩手県立図書館のあゆみ 新館落成記念誌』
p.6 県立図書館の誕生
関連情報として、岩手県立図書館には遺族より寄贈された原敬の蔵書、「原敬文庫」がある。
レファレンス協同データベース 特別コレクションデータ 「原敬文庫」
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.collection?id=3000001590
(最終アクセス 2013年1月25日)
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