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「頁」について知りたい。

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頁【ケツ】 コトバンク http://kotobank.jp/word/%E9%A0%81 (2013/01/28確認) デジタル大辞泉 ページ 【頁】 書籍・帳簿などの紙の一つの面。また、そこに記した数字。ノンブル。「―を繰る」「三五―」「映画の歴史に新たな一―を加える」 けつ 【×頁】 [人名用漢字] [音]ケツ(漢) [訓]ページ 堆積岩の一種。「頁岩」 ◆「頁」と「葉」が中国語で同音のため、「葉」(書物の二ページ)と同じく用い、日本では「ページ」と読む。 大辞林 第三版 けつ【頁】 ( 接尾 ) 助数詞。文献などの紙面を数えるのに用いる。ページ。 「序跋を併せて二十七-/伊沢蘭軒 鷗外」 ページ【頁】 本・ノートなどの紙の一面。また,その順序を示す数字。ノンブル。助数詞的にも用いる。 「 -をめくる」 「三〇-読んだ」 〔「頁」とも書く。中国で,「頁」の近代音「よう」が「葉」と同音であることから用いたもの〕 ページ【頁】 日本国語大辞典 〔名〕 ({英}page )《ペイジ》 書籍、帳簿などの紙の一面。また、そこに記した数字。ノンブル。また、数詞に付けて助数詞のように用いる場合も多い。 *国民と思想〔1893〕〈北村透谷〉一「歴史は意味なきペーヂの堆積にあらず」 *坊っちゃん〔1906〕〈夏目漱石〉一一「二頁を開けて見ると驚ろいた」 *ふらんす物語〔1909〕〈永井荷風〉霧の夜「文学雑誌をば開きはしたものの、読むのではなく、唯だページを繰って居る中」 【語誌】 (1)近世まで、日本の書籍は二つ折の紙をつづったもので、「丁」「葉」の概念しかなかった。その表裏をいう「ページ」を訳すのに当たって、明治初期には「半面」「半葉」「片葉」などとしたが、明治中期から、かな書きや「頁」を当てたものが見られる。 (2)「頁」を当てるのは「員(かず)」の字に似ているからとする説もあるが、「頁」の近代音「ヨウ」が「葉」に通ずるところから用いられたと考えられる。

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