『京の古寺から 16 龍安寺』(淡交社)
図版53[茶席蔵六庵の脇にある「吾唯足知」の蹲踞]カラー写真あり。
p82~83「吾唯足知」について
「「吾唯足知」とは,お釈迦さまの仏遺教経の「知足のものは,貧しといえども富めり,不知足のものは,富めりといえども貧し」という教えをとりいれて,うまく図案化したものであります。仏教の真髄であり,また茶道の精神にも通じるものがあります。…」
『茶席の禅語大辞典』(有馬 頼底/監修 淡交社)
p263(No.1307)[吾唯知足 吾れ唯だ足るを知るのみ]項に説明あり。
以下,2012年12月追記
『古寺巡礼京都 33 龍安寺(新版)』(淡交社)
p43[吾唯足知の蹲踞]カラー写真あり。
「…「知足のものは貧しといえども富めり,不知足のものは富めりといえども貧し」という禅の格言を謎解き風に図案化されたものといわれる。」
↧