お探しの漢詩は、
温庭?の「洛陽」です。
『全唐詩 下』上海古籍出版社 1986.10
p.1485に収録されています。
『全唐詩 下』は中国語資料で、日本語訳は記載されていませんでした。
作者 温庭筠については
『漢詩の事典』(松浦友久/編 大修館書店 1999.1)p.136-138に解説があります。
「温庭筠 おんていいん(812?-866)
原名は岐(き)、字(あざな)は飛卿(ひけい)。太原(たいげん:山西少并州市)の人。文才にめぐまれていたが素行が芳しくなく、科挙に及第せず、いくつかの県の尉(い)をつとめ、国子助教で終わった。詩では同時期の李商隠とともに”温季”と並称され、ともに対句表現に秀でた(後略)。
「洛陽」の日本語訳について下記資料を調べましたが、見つかりませんでした。
『参考書誌研究 第70号:中国詩詞翻訳索引 唐・五代』 (国立国会図書館主題情報部 国立国会図書館)
『校注唐詩解釈辞典 続』 (松浦友久/編 大修館書店 2001.4)
『唐詩選三体詩総合索引』( 禅文化研究所/編集 禅文化研究所 1991.1)
『漢詩名句辞典』 (鎌田正/著 大修館書店 1980.6 )
『漢詩の事典』 (松浦友久/編 大修館書店 1999.1)
『晩唐詩人考:李商隠・温庭筠・杜牧の比較と考察』 (桐島薫子/著 中国書店 1998.2)
『律詩墨場必携 1 唐』(福本雅一/選訳 二玄社 1998.11)
『新修墨場必携 上・下』 (山本正一/編 法政大学出版局 1981)
『書道名言辞典』 (宇野雪村ほか/編著 東京書籍 1990.10)
「洛陽」の漢詩は全唐詩庫(鄭州大学網絡管理中心)でも確認できます。
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