1月11日、正月の行事として鏡開きがあります。これについて調べてみると、まず鏡開き・鏡餅というの名の由来ですが、『日本民俗事典』(3803/17/83)には鏡と同じ円盤状の形状からきているとあり、『日本を知る事典』(3821/8/89)には女は鏡台に餅を供えたことからきているとあります。
なぜ11日に行うのかということについては、『日本風俗史事典』(3803/16/80)にはもとは20日だったが、江戸時代になって2代将軍秀忠の命日が20日なので、以後11日に改められたとあります。『風俗辞典』(3803/24/85)には室町時代に始まり、江戸時代に至って定型化した年中行事の一とあります。
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