ながいなおかつ【永井直勝】 国史大辞典
一五六三 - 一六二五
江戸時代前期の大名。永禄六年(一五六三)三河大浜(愛知県碧南市)に生まれる。父は長田重元(直吉)。はじめ岡崎三郎信康(徳川家康の子)に仕え、その死後、天正八年(一五八〇)より家康に常に近侍した。これより家号を永井に改める。同十年本能寺の変に際し家康の堺よりの苦難の帰国に供奉、同十二年長久手の戦には池田恒興(勝入)の首をあげ、同十八年小田原の陣に供奉、相模・上総で五千石を得た。文禄元年(一五九二)文禄の役に際し肥前名護屋に供奉、同四年従五位下に叙して右近大夫を称し、豊臣の姓を受けた。慶長五年(一六〇〇)上杉征伐から関ヶ原の戦に供奉、戦後近江で二千石の加恩、命により細川幽斎に諸礼規式を受け、幽斎が献上した書籍を預けられ、与力同心を与えられて書院番頭ともなった。・・・
[参考文献]
『寛政重修諸家譜』六一九、鈴木成元『永井直勝』
永井直勝【ながい・なおかつ】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E7%9B%B4%E5%8B%9D (2013/01/06確認)
永井 直勝 碧南の偉人 その1 碧南市民図書館
http://www.city.hekinan.aichi.jp/TOSHOKAN/hekinan/izin/hkizin01.htm (2013/01/06確認)
↧