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1951年(昭和26年)に制定された現行の神戸市歌の作詞者・木村靖弘氏について。同年2月8日付の読売新聞東京本社版4面では、東京都文京区が歌詞の公募を実施した文京区歌で入選作が前年制定の『山梨県の歌』と歌詞が酷似しており盗作ではないかとの指摘が出ていると報じられているが、この入選作の応募者も「木村靖弘」と言う名前である。なお文京区歌は入選者の辞退により審査委員の佐藤春夫が作詞を行った。  同記事によれば木村靖弘は当時41歳で文京区西片町10番地に居住とのことであるが、この木村氏と神戸市歌の入選者である木村氏が同一人物であるかどうかを知りたい。 これまでに調査した資料= 読売新聞東京本社版/1951年2月8日付(神戸市立中央図書館)

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当館所蔵資料の中には、個人情報が記された資料を発見することができず。 「週刊市制ニュース」214号(昭和39年8月31日)には、市歌制定時の記事があるが、氏名のみが記されているのみで、作詞者の個人情報の記載はなし。また、朝日新聞をご覧になられたということなので、市歌制定日(昭和26年10月21日)の前後、10月15日から25日までの神戸新 聞(マイクロ版)を調査したが、個人に関する情報はふくまれておらず。ヨミダス歴史館、日経テレコムも調査致したが、該当記事はなし。その他、当館が所蔵する人名録、神戸市広報なども調査したが、作詞者木村靖弘氏の情報は得られず。従って、「山梨県の歌」作詞者と同一人物であるか否かは判明せず。

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