前田香径著『烈公さま』という図書の最終ページに「水戸徳川家略譜」があり,そこに第1代~第13代までの「諱」「諡」「字」「号」「襲封」「致仕」「生父」「誕辰」「薨去」「享年」が一覧表になっています。
また,当館開催の特別展『頼重と光圀』の図録のp.125~126にも一覧表があり,こちらには正室や叙任も加わっています。
【追記】2014/10/16
『水戸徳川家墓所 -常陸太田市内遺跡調査報告書-』のp.103~には「水戸徳川家墓所被葬者一覧」があり,歴代藩主(当主)の「碑銘」「幼名」「諡」「生年月日」「続柄」「母」「襲封年月日」「没年月日(年齢)」「官位」が一覧表になっています。また,同じように夫人の諡も載っています。
参考資料:前田香径 著. 烈公さま. 青梧堂, 1942.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000804682-00, (当館請求記号 K289/149)
参考資料:茨城県立歴史館 編集. 頼重と光圀 : 高松と水戸を結ぶ兄弟の絆. 茨城県立歴史館, 2011.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I040488996-00, (当館請求記号 K069.9-2/010/2)
参考資料:徳川斉正, 常陸太田市教育委員会 編 , 徳川, 斉正 , 常陸太田市教育委員会. 水戸徳川家墓所 : 常陸太田市内遺跡調査報告書. 常陸太田市教育委員会, 2007.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009196483-00, (当館請求記号 K288.3/53)
備考:諱(いみな) → ①死後に言う生前の実名。(出典:広辞苑)
諡(おくりな) → ①死んだ人に、その生前の徳や行いなどに基づいて送る称号。②戒名。おくりごう。(出典:日本国語大辞典)
字(あざな) → ②実名の他の名。また、あだな。(出典:広辞苑)
号(ごう) → ②学者・文人・画家などが、本名・字のほかに用いる雅名。(出典:広辞苑)
襲封(しゅうふう) → 諸侯が領地をうけつぐ。(出典:大漢和辞典)
致仕(ちし) → 官職を辞すること。仕官をやめること。(出典:広辞苑)
生父(せいふ) → 生みの父。実父。(出典:日本国語大辞典)
誕辰(たんしん) → (辰は日の意)生まれた日。誕生日。(出典:広辞苑)
薨去(こうきょ) → 皇族または三位以上の人の死去。薨逝。(出典:広辞苑)
享年(きょうねん) → (天から享けた年の意)死んだ者がこの世に生きていた年数。死んだ時の年齢。行年。(出典:広辞苑)
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