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「依存」は「イゾン」と読んだり、「イソン」と読んだりする。そのような読みに「ゆれ」のある語について調べる。(香川県立図書館)

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次の所蔵あり。 ・現代日本語史における放送用語の形成の研究 塩田雄大/著 三省堂 2014.9   ※p.227「依存」の項あり。次のような記述あり。    「・・・2014(平成26)年4月にNHKでの運用規定が「イゾンを第一推奨語形とし、イソンも可」というように変更になった(山下洋子(2014))。」    なお、p.228-237に「簡明直截」、「言質」、「修祓」、「杜撰」、「洗滌」、「大審院」、「植字工」、「掉尾」、「紛失」、「片時」、「維持」、「拉致」に関する説明あり。 ・日本語語感の辞典 中村明/著 岩波書店 2010.11   ※p.59「いそん【依存】」次の説明あり。    「・・・現在では「いぞん」と読む例が多いため、この語形はいささか古風な印象を与えやすい。」    また、「いぞん【依存】」には「「いそん」の慣用読み。・・・」という説明あり。 参考資料:塩田雄大 著 , 塩田, 雄大, 1969-. 現代日本語史における放送用語の形成の研究. 三省堂, 2014. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025626092-00 内容: 放送用語委員会,開始当初の放送に現れた日本語の「間違い」,最初の放送用語基準1935年『放送用語の調査に関する一般方針』について, 音声標準語の確立にあたって課題の多かった分野,アクセント辞典の誕生,終戦前の辞典に示された複合動詞のアクセントをめぐって, 漢語の読み方はどのように決められてきたか,「漢語の読みのゆれ」と『放送用語調査委員会決定語彙記録(一)』, 放送における外来語その「管理基準」の変遷,スポーツ用語にみる外来語の扱い,放送用語と日本語史,本書のまとめと展望  索引あり  日販マーク内容紹介:放送のことばは、どのようにして形作られてきたのか。昭和初期の放送用語をめぐる具体的な議論や審議資料の分析をもとに、語彙・発音・アクセントにわたる「音声標準語」成立事情を解明する、類いまれな論考。, 9784385364582 参考資料:中村明 著 , 中村, 明, 1935-. 日本語語感の辞典. 岩波書店, 2010. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011052953-00, 9784000803137 備考:(関連情報) 2014年4月21日(月)放送用語の変更②~〝依存〟する~(「トクする日本語(NHK)」) http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/185934.html 「この4月に変更されたNHKの放送用語、今回のことばは「依存」。これまでは「いそん」を優先してきましたが、「いぞん」を優先に変更しました。・・・」

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