当館所蔵資料から以下の資料を紹介。
古代文字が記載されており、成立ちについてのイメージがわかる。
資料1:『漢字の成立ち辞典』(東京堂出版)
p101「咼」・「冎」 字形に“穴にはまりこむ関節の骨を描いた図形”とある。
資料2:『新訂 字統』(平凡社)
p73-74「冎」“人の頭蓋骨を主とする残骨の形。”とある。
p76「咼」“冎は死者の上体の残骨、口は祝祷を収める器の形”とある。
資料3:『字通』(平凡社)
p105「冎」p109「咼」記載内容は、資料2とほぼ同じ。
資料4:『廣漢和辞典』(大修館書店)
p304「冎」“人の骨をけずりとり、頭部をも備えた骨の意を表す。”とある。
参考資料:【資料1】加納喜光 著 , 加納, 喜光, 1940-. 漢字の成立ち辞典. 東京堂出版, 1998.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002701219-00, 4490104871(p101 当館請求記号 R821.2/カ98 ※貸出禁止資料)
参考資料:【資料2】白川静 著 , 白川, 静, 1910-2006. 字統 新訂. 平凡社, 2004.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007602391-00, 4582128068(p73-74 当館請求記号 R821.2/シ04 ※貸出禁止資料)
参考資料:【資料3】白川静 著 , 白川, 静, 1910-2006. 字通. 平凡社, 1996.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002559341-00, 4582128041(p105,p109 当館請求記号 R813.2/シ96 ※貸出禁止資料)
参考資料:【資料4】諸橋轍次 [ほか]著 , 諸橋, 轍次, 1883-1982. 広漢和辞典 上巻. 大修館書店, 1981.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001529549-00, (p304 当館請求記号 R813/118/1 ※貸出禁止資料)
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