「中国2010年人口普査資料」(請求記号:CHINA/1Ir51)上冊の本文の右上に「全部数据資料」、中冊と下冊の同じ場所には「長表数据資料」(Contentsでは"Long form")とあり、対象となっている数値が異なることがうかがわれます。
中国語のサイトで調べたところ、中国の人口センサスが実施される際、調査項目が18項目のみの「短表」と、45項目ある「長表」の2種類による調査が実施されています。一般世帯には「短表」が配布されています。「長表」は10%の世帯のみを対象に抽出調査として実施されているものです。下冊の附録として、「長表」による調査の実施要領が掲載されています。
上冊と中冊では対象が異なることが確認されました。
中国の人口の総数に対する数値を調べたい場合は、上冊のみを利用することが注意として必要です。
参考資料:「中国2010年人口普査資料」(請求記号:CHINA/1Ir51),
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