当館所蔵資料より、以下の資料を紹介。
資料1:p301「俊恵」の項目がある。解説には、平安時代の歌人、歌人源俊頼の男、中古六歌仙の一人。自邸を歌林苑と称し、月次あるいは臨時の歌会を開いたとある。
資料2:p35「歌林苑」の項目がある。解説には、平安末期の歌人集団。主催者俊恵の白河の家号による名。別称、林苑・歌の林・和歌政所。はじめは俊恵を慕って集まり、和歌を詠じあう交友の場とするうち、歌人集団となったとある。また参考文献として【資料3】が挙がっている。
資料3:「俊恵法師の研究」と題して第八章まであるなか、第二章は「歌林苑の研究」であり、歌林苑の名称、歌林苑の所在、歌林苑の事業などの節がある。また、附録として「俊恵法師年譜」「俊恵法師研究文献目録」、附載として「俊恵法師全歌集」があり、巻末に全歌集の「初句索引」がある。
回答プロセス:(1) 歌人であるとのことから、参考資料の【資料1・2】で「歌林苑」「俊恵」を検索。
(2) 【資料2】の参考文献より、【資料3】にあたる。
<参考として>
〔Wikipedia:俊恵〕http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%8A%E6%81%B5(最終確認2013/2/28)より、
俊恵(1113-1191?)とは、平安時代末期の僧・歌人。父は源俊頼。白川の自坊を「歌林苑」と名付け、そこに多くの歌人を集めた。
参考資料:【資料1】 日本古典文学大辞典編集委員会/編. 日本古典文学大辞典 第3巻. 岩波書店, 1984.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000103231-00, 4000800639(p301「俊恵」 当館請求記号 R910.3/0052/3 ※貸出禁止資料)
参考資料:【資料2】 日本古典文学大辞典編集委員会/編. 日本古典文学大辞典 第2巻. 岩波書店, 1984.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000103230-00, 4000800620(p35「歌林苑」 当館請求記号 R910.3/0052/2 ※貸出禁止資料)
参考資料:【資料3】 簗瀬一雄 著. 俊恵研究. 加藤中道館, 1977. (簗瀬一雄著作集 ; 1)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001371699-00, (当館請求記号 911.1/ヤ77/)
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