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梓林太郎氏のデビュー作「九月の渓で」は「景生洛」という筆名で発表されているようです。この筆名の読みを知りたいとの問い合わせを受けました。 この作品は小説宝石エンタテインメント小説大賞受賞作(1980年・第3回)で,「小説宝石」1980年10月号(第13巻第10号)に掲載されているようです。 掲載号にはルビがあるのではないかと想像します。 それ以外に情報源が見つからず,お手数ですが調査お願いします。 記 「小説宝石」 請求記号:Z13-901(国立国会図書館(National Diet Library))

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ご照会の下記資料を確認しましたが、「景生洛」の読みは記載されていませんでした。 当該資料の「九月の渓で」は、「景生洛」ではなく、「梓林太郎」の名前で発表されています。 「第三回エンタテインメント小説大賞発表」の記事中の複数箇所に「景生洛」の記載がありましたが、振り仮名は付されていませんでした。 当館請求記号 Z13-901 タイトル 小説宝石 出版事項 東京 : 光文社 掲載巻号・年月  13(10) 1980年10月 pp.184~187「第三回エンタテインメント小説大賞発表」 *梓林太郎の「受賞のことば」(pp.184~185)に、「受賞時の筆名「景生洛」を改めました。」と記されています。振り仮名は付されていません。 *「最終候補作」(p.185)の部分では、「景生洛(改め、梓林太郎)」と記されています。振り仮名は付されていません。 pp.188~213 梓林太郎「九月の渓で」 *「景生洛」の記載はありませんでした。 事前調査事項:『文芸雑誌小説初出総覧 作品名編』日外アソシエーツ,2007 『最新文学賞事典』日外アソシエーツ,1989

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