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Channel: レファレンス協同データベース
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広島で、暁部隊のうち(陸軍船舶司令部付潜水輸送教育隊 部隊名称:暁第2940部隊)に属していた(ゆ艇)=潜水艇のうち、昭和20年8月6日早朝に一艇だけが、宇品港を出港し訓練航海に向かったとの証言が「広島原爆戦災誌」に記載されています。この証言を裏付ける他の資料を探しています。 「広島原爆戦災誌 第5巻」 請求記号 GB554-158  p.553~ に記述があります。 ※軍の活動記録は見当たりませんでした。 貴館所蔵の以下の資料に記載がないかお調べいただけますでしょうか。 ・「閃光」その救護 発行:昭和61年8月1日 発行者:暁会 印刷:橋本印刷 請求記号 EG74-E3 ・「決戦兵器・陸軍潜水艦 陸軍潜航輸送艇マルゆの記録」 土井 全二郎 光人社 2003年 請求記号GB541-H7(国立国会図書館(National Diet Library))

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ご指定の下記①②の資料について調査しました。 ただし、当館のレファレンスでは、本文を精読しての調査はできませんのでご了承ください。詳細については、利用者ご自身でご確認ください。 ① 当館請求記号 EG74-E3 タイトル 「閃光」その救援 出版事項 [広島] : 暁会, 1986.8 【構成】 はじめに (*ページ付なし、1ページ分) 発刊に当って (*ページ付なし、1ページ分) 参考「暁部隊とは」 (*ページ付なし、1ページ分) [手記(*個別の隊員名は省略)] pp.1~57  当該資料は隊員による36編の手記によって構成されています。 「はじめに」「発刊に当って」「参考「暁部隊とは」」を確認しましたが、「マルゆ艇」に関連する記述はありませんでした。 ② 当館請求記号 GB541-H7 タイトル 決戦兵器陸軍潜水艦 : 陸軍潜航輸送艇(ゆ)の記録 責任表示 土井全二郎 著 出版事項 東京 : 光人社, 2003.1 【構成】 はじめに 第一章 潜航輸送艇建造計画 第二章 (ゆ)部隊の発足 第三章 陸兵、海を走る 第四章 八丈島輸送作戦 第五章 戦火の海をゆく 第六章 マニラ派遣隊の最後 第七章 三島の記憶は深く 「あとがき」にかえて 主要参考文献 当該資料のうち、広島に原爆が投下された時期を含む第五章と第七章について、通覧して確認しましたが、「暁部隊」に関連する記述は見当たりませんでした。 ただし、「「あとがき」にかえて」のなかに、「船舶部隊の中心が広島にあったことから、(ゆ)隊員の多くがあの原爆に遭遇していることも特徴的です。被災市民の救出活動に出動して二次被爆に遭われた隊員も相当数にのぼっています。」(p.218)との記述があります。 事前調査事項: <ゆ艇について広島平和記念資料館 平和データベースの資料より抜粋>   定員:将校三名 兵員二〇名  総屯数:五百屯 全長五三M  速力:十二ノット   エンジン:ヘッセルマン 四百馬力二基直結  発電機兼充電機モーター  ?1M  胴25ミリ厚 特殊鋼鈑 全鎔接 ?三メートル  潜水深度: 二百メートル ◎該当するマルゆ艇についての情報について 昭和20年8月6日午前8時頃→ 宇品港出発    8時15分→原爆投下 急速潜航    8時40分→ 広島港にて浮上    8月9日~ 宇品港に上陸し、練習船に乗り換え、大田川沿いでの死体処理活動に合流

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