ご照会の事項について、以下のとおり回答します。白血球数、好中球、好酸球の年齢別標準値を調べる資料としては、以下のようなものがあります(【 】内は当館請求記号です)。
(1)『基準値と異常値の間:その判定と対策』(河合忠編著 改訂6版 中外医学社 2006.5 【SC231-H213】)
「IV 血液学的検査 (1) 末梢血液検査」の「7. 白血球数の白血球分類」に掲載された「表1 小児期の白血球数と白血球分類の基準範囲」(p.105)には、新生児(0日、1日、7日)、乳児(2週、4週、2月、4月、6月、8月、10月)、幼児(1歳、2歳、4歳)、学童(6歳、8歳、10歳、12歳)、思春期(14歳、16歳)の白血球、好中球、好酸球などの基準範囲が示されています。
「表2 健康成人の白血球数と白血球分類値」(p.106)には、健康成人の白血球、好酸球などの数値が示されています。
(2)『小児科学』(五十嵐隆編 改訂第10版 文光堂 2011.4 【SC411-J213】)
「第38章 血液と造血器疾患」に掲載された「表38-2 小児における白血球の年齢別正常値(正常範囲)」(p.821)では、白血球、好中球、好酸球などの各数値が、年齢区分ごと(生下時、1日、1週、1ヵ月、6ヵ月、12ヵ月、1~4歳、4~12歳、成人)に示されています。
(3)『標準小児科学』(森川昭廣監修 第7版 医学書院 2009.3 【SC411-J80】)
「付録II」の「①小児における血液細胞各分画の年齢別正常値」(p.703)に、白血球、好中球、好酸球などの各数値が、年齢区分ごと(生下時、1日、1週、1か月、3か月、6か月、1歳、2~6歳、6~12歳、成人男性)に示されています。
(4)『小児科学』(大関武彦 近藤直実総編集 第3版 医学書院 2008.4 【SC411-J35】)
「第17章 血液・造血器疾患」に掲載された「表17-1 小児における血液細胞各分画の年齢別正常値」(p.1274)に、白血球、好中球、好酸球などの各数値が、年齢区分ごと(生下時、1週、1か月、6か月、1~4歳、4~12歳、成人男性)に示されています。
(5)『新しい小児の臨床検査基準値ポケットガイド』(田中敏章編著 じほう 2009.7 【SC421-J23】)
p.8に、白血球数について、0ヶ月から11ヶ月まで1ヶ月刻み、1歳から20歳まで1歳刻みで、それぞれ男女別に基準値の上限値と下限値が示されています。
インターネットの最終アクセス日は2012年12月1日です。
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