水陸両用バスは、都島区を拠点に活動するNPO法人「大阪・水かいどう808」が企画し、専門会社日本水陸観光を設立、北港観光バスと共同で運営しています。NPO法人「大阪・水かいどう808」は、水都・大阪の原点である「川」の環境を浄化して大阪の活性化をうながすことを目的として、2001年に設立されました。
当時のバスは、「チャレンジャー号」という名前で、日本発の定期観光ツアー「大阪ダックツアー」を2007年12月より行ないました。
「チャレンジャー号」は全長12メートル、高さ3.54メートルで、スクリューが一番後ろについており、地上では前輪と後輪で、水上ではスクリューで前進する仕組みになっていました。当時の「大阪ダックツアー」は、中央区にあるシティプラザ大阪1Fで受付、1日4便、年中無休で運行していました。
ルートは、本町通、上町筋、土佐堀通を通って、都島区へ。藤田美術館、太閤園の近くや国道1号線を横切り、桜宮神社の横を通り、毛馬桜ノ宮公園の河川敷から大川へと入水し、その後、桜ノ宮橋、川崎橋、天満橋を通過し、天神橋の手前で、Uターンし、右手に桜ノ宮公園を見ながら北上し、再び路上に戻り、国道1号線から御堂筋、千日前通、堺筋を通り、シティプラザ大阪にもどりました。所要時間はおおむね1時間30分でした。
その後、バスは「LEGEND零TWO号」に変わり、ルートも変更されています。
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