『日本めん食文化の一三〇〇年』によると、素麺は、平安中期1100年終わり頃から1200年初めにかけて伝わったと考えられる。また、七夕にそうめんを祝う歴史は鎌倉時代、そうめんの前のさくべいを加えると奈良時代までさかのぼる。夏の畑作物の感謝祭と中元の盂蘭盆会の予祝の意味があった。
また、『コムギの食文化を知る事典』に、江戸中期ころから七夕にそうめんを贈答する習慣がうまれたとの記述がある。
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