・『尋常小学修身書 巻四（復刻国定修身教科書 第四期）』110-113頁「国歌」および『初等科修身 二（復刻国定修身教科書 第五期）』4-6頁「君が代」に記載がありました。
以下の資料には、君が代の成立過程が記載されていました。
・『君が代史料集成 第1－5巻』（繁下和雄/編集 大空社 1991.2）
・『「君が代」の履歴書：シリーズ教育直語』（川口和也/著 批評社 2005.7）
・『≪君が代≫考』（東川清一/著 春秋社 2007.2）
・『国歌斉唱：「君が代」と世界の国歌はどう違う?』（新保信長/著 河出書房新社 2010.5）
なお、『君が代史料集成 第3巻』に収められている『国歌君が代講話』（小田切信夫/著 共益商社書店 1936.7）85頁から「歌詞解釈」の項があります。ここでは歌詞を単語単位に分解し、例えば「君」の意味、「が」の意味、「代」の意味を付し、「此の一句に対する諸家の解釈」「以上に対する私の考」「一句の大意」は記載されています。
105頁には、それぞれの大意をひとつにまとめた解釈が記されています。
googlebooksで「君が代 意味」で検索したところ、「最高裁判所判例集」がヒットし、戦前の修身の教科書に意味の記載があると書かれていたので、当館所蔵の修身の教科書を検索し、冒頭の資料を提供しました。
日本国憲法下においては、
国旗及び国歌に関する法律の制定における「「君が代」の歌詞の意味についての政府の解釈について」が、
・『文部時報 No.1480』（文部省 1999.12）
48-51頁の「学校における国旗及び国歌に関する指導について」（御手洗康/著）のほか、
・「国旗及び国歌に関する関係資料集」（平成11年9月 文部省初等中等教育局）
http://www1.jca.apc.org/anti-hinokimi/archive/chronology/sengo2/tsuchi_shiryo.htm
に記載されています。
↧