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現在の「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(狩猟法)は明治28年の狩猟法がもとになっているが,それ以前に,狩猟において銃の使用の許可が明記されている法律は何か。(新潟市立中央図書館)

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法制として1873(明治6)年の『鳥獣猟規則』が該当する。 (1)国会図書館の法令検索(http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/)で「狩猟法」を検索。   廃止法令は明治25年10月5日制定「狩猟規則」(勅令第84号官報10月6日)。   「狩猟規則」は国会デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/)で閲覧可。 (2)『生物多様性キーワード事典』(中央法規 2002)p168    「近代国家としての鳥獣法制は一八七三(明治六)年の『鳥獣猟規則』に始まったとされて    いるが・・・」との記載あり。 (3)公益財団法人日本野鳥の会HP(https://www.wbsj.org/)に鳥獣保護法の歴史があり,   「1873(明治6)年『鳥獣猟規則制定』 安全や秩序維持のための狩猟ルール」との記載あり。   「鳥獣猟規則」は国立公文書館(http://www.archives.go.jp/)で閲覧可。猟銃の保持について   記載あり。 (4)以下参考文献   豊臣秀吉の刀狩~江戸時代末までの幕府による鉄砲所持規制,農村における鉄砲保持数等に   ついての解説あり。   ①『鉄砲を手放さなかった百姓たち』(武井 弘一著 朝日新聞出版 2010)   ②『刀狩り』(藤木 久志著 岩波書店 2005)   ③『生類をめぐる政治』(塚本 学著 講談社 2013) (インターネット情報は2019年10月3日確認)

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